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後の祭り… 日本代表もプレーしたW杯スタジアム、大会後1年も経たずに「バス停車場」へ

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 巨額をかけてワールドカップ(W杯)用に建設されたスタジアムが、大会開催から1年も経たずしてバス停車場になるようだ。ブラジル『UOL』が伝えている。

 昨年のW杯に開催に向けて、ブラジル国内では大金を投じてスタジアムの建設や改修が進められた。その一つが、ブラジリアにあるマネ・ガリンシャ・スタジアムだった。

 こうしたスタジアム建設については、ほかにも優先すべき税金の使い道があるとして、ブラジル国内でデモが発生。大規模なものへと発展し、大きな問題となっていた。 そうした市民の懸念が、大会後に現実となった格好だ。しかも、大会から1年も経たないうちでのことだった。

『UOL』によると、ブラジリアには1部リーグを戦うチームがなく、試合を開催しても数千人しか集まらないという。7万2000人の収容人数を誇るスタジアムを、半分も埋めるに至らない。

 こうしたコスト垂れ流しの状況に、地元自治体などはバスの停車場として活用することを計画。スタジアム周辺が“有効活用”されるのだという。

 このスタジアムは2013年のコンフェデレーションズカップ開幕戦が行われ、日本代表がブラジル代表相手にプレーした。

 次回のビッグゲームは、5月にクルゼイロとコリンチャンスの対戦が予定されているというが…。
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