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[EL]交代策が裏目に…インテル敵地で逆転負け、先勝許す

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[3.12 EL決勝T2回戦第1戦 ボルフスブルク3-1インテル]

 日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)は12日、ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦第1戦、敵地でのボルフスブルク(ドイツ)戦に臨み、1-3で敗れた。長友は負傷の影響でベンチ入りメンバーから外れている。ジュゼッペ・メアッツァで行う第2戦は19日に行われる。

 先制点は早い時間帯に生まれた。前半6分、インテルはDFダニーロ・ダンブロージオが高い位置でパスカット。FWマウロ・イカルディを経由して、最後はFWロドリゴ・パラシオが右足で蹴り込み、いきなりアウェーゴールを奪った。

 ただ、ブンデスリーガで2位と好調ボルフスブルクは慌てない。徐々に攻勢を仕掛けると、前半28分、左サイドからMFケビン・デ・ブライネの蹴ったCKをDFナウドが頭で合わせて、試合を振り出しに戻した。

 同点とされたインテルは、さらに交代策が裏目に出てしまう。後半13分、MFエルナネスを下げてDFネマニャ・ビディッチを投入。システムを4-3-3から3-4-2-1に変えて、勝ち越し点を奪いに行った。

 しかし直後の後半18分、DFラインでのパス回しにプレッシャーをかけられると、GKフアン・パブロ・カリーソのパスが中途半端になってしまう。これを奪われると、MFアデリーノ・ビエイリーニャのアシストからデ・ブライネに決められ、勝ち越しを許してしまう。さらに同31分、ゴール左でFKを与えると、デ・ブライネに直接ゴールネットを揺らされてしまった。

 ELは今季から優勝チームに来年の欧州CLへの出場権が与えられるレギュレーションに変更となった。リーグ戦で中位に位置するインテルとしては、本拠地を置くジュゼッペ・メアッツァが来季の決勝の地に決まっていることもあり、是が非でも欲しいタイトルになっている。第1戦は厳しい結果に終わったが、何とかホームでの巻き返しに期待したいところだ。

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