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「引退はまだ遠い」と言いつつ… ピルロが過去に一度だけ引退を意識した瞬間とは?

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 35歳となった今でもイタリア王者ユベントスの主力として活躍を続けているMFアンドレア・ピルロだが、キャリアの中で一度だけ引退を考えたことがあったという。

 ユーベとの契約を2016年まで残し、引退は「まだ遠い先のこと」だと語るピルロ。引退が頭によぎった瞬間とは、ミラン在籍時にチャンピオンズリーグ(CL)決勝で歴史的な敗戦を喫したときだったとイタリア誌のインタビューで語った。

 当時26歳だったピルロの所属していたミランは、2005年CL決勝でリバプールから前半に3点を奪いながらも、後半に追いつかれてPK戦の末に優勝を逃した。イタリア『ウンディチ』によるインタビューでのピルロのコメントを『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

「サッカーを去る日はまだ遠い先のことだ。でも、一度だけ引退の考えが頭をよぎったことがある。ミランがイスタンブールでのCL決勝でリバプールに敗れた後だ」

「数日の間、本当にもう終わったと思っていたよ。力が湧いてこなかった。落ちつくこともできなかったし、説明することもできなかった」

 ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は先月、小規模なクラブはセリエAに昇格するべきではないと発言してイタリアサッカー界を揺るがした。ピルロはこの発言に反発している。

「ロティートの言葉は、プレーへの意欲を失わせるものだ。サッカーはすべての人々のためのゲームでなければならない。セリエAには、最もその資格のあるチームが来るべきだ」


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