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才能の枯渇を嘆く代表監督ドゥンガ 「ブラジルにはもうネイマールしかいない」

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 ブラジルにはもはや、ネイマールしか天才がいない? 代表監督ドゥンガが、驚きの発言をしている。

 51歳になるドゥンガは、1994年にワールドカップを制した。そのチームには、ロマーリオや17歳のロナウドがいた。

 そのチームのみならず、ブラジルは天才の産出国として知られる。だが、時代は変わったのだと、ドゥンガは話す。「かつてはヨーロッパでたくさんゴールを奪い、話題の的になる選手たちがいた。だが、そういう選手はもうブラジルサッカー界にはいないというのが現状だ」と『スポーツTV』に語った。

「以前はカレカやロナウド、リバウドらがいたが、ポルトガルやオランダのような国が今ではそういう選手を輩出している」

「本当に勢いをもたらす選手など、我々にはいない。現状ではネイマールだけだ」

 だが、嘆いてばかりはいられない。“王国”の代表チームを率いる指揮官は、前進あるのみだ。

「ブラジルサッカー界にとって、大きな懸念だ。だが、忍耐が必要であるし、落ち着かなければならない」

 ブラジルは今月下旬、フランス代表とチリ代表と親善試合を行う。
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