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[CL]バルサ強し、マンCを圧倒して8季連続ベスト8進出!!

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[3.18 欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦 バルセロナ 1-0 マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、決勝トーナメント1回戦第2戦を行い、バルセロナ(スペイン)とマンチェスター・シティ(イングランド)が対戦した。前半に1点を先行したバルセロナがそのまま逃げ切り、2試合合計3-1として8季連続でのベスト8進出を決めた。

 第1戦を2-1で勝利してアドバンテージを得ているホームのバルセロナが、序盤から決定機を作り出す。前半6分、高い位置でボールを奪ったDFダニエウ・アウベスのパスから抜け出したFWネイマールがフリーでシュートを放つが、ボールはポストを叩いた。さらに同11分には左サイドのネイマールからパスを受けたFWリオネル・メッシが、MFアンドレス・イニエスタとのワンツーからシュートまで持ち込んだものの、GKジョー・ハートのセーブに遭い先制点を奪うには至らなかった。

 対するマンCは前半18分、MFダビド・シルバのパスを受けたDFアレクサンダル・コラロフが強烈な左足のシュートで狙ったが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの正面に飛んだ。そして、両チームがゴールを脅かす場面を作る中、バルセロナが先制に成功する。

 前半31分、カウンターを仕掛けると自陣ゴール前からDFジョルディ・アルバがドリブルで運び、右サイドのメッシへと預ける。PA付近までボールを運んだメッシが逆サイドへと展開すると、フリーで走り込んだMFイバン・ラキティッチが胸トラップからループ気味に流し込んで、スコアを1-0とした。

 前半44分にはネイマールのパスから完全に抜け出したFWルイス・スアレスが追加点を狙ったもののポストに弾かれ、ネットを揺らせず。バルセロナが1-0とリードしたまま前半を折り返した。

 2試合合計1-3とされたマンCは後半開始からMFサミル・ナスリに代えてMFヘスス・ナバスを投入し、流れを変えようと試みるが、バルセロナペースは変わらず。後半2分にイニエスタがミドルシュートで、同3分にはJ・アルバが至近距離からのシュートで、さらに同4分にはメッシがミドルでゴールを脅かすが、すべてハートが阻んで追加点を許さなかった。

 後半11分にはラキティッチのバックパスを処理しようとしたテア・シュテーゲンからFWセルヒオ・アグエロがボールを奪い、シュートを狙うがDFジェラール・ピケのクリアに遭い、直後にはコラロフがミドルレンジから左足シュートを放つも、ゴールに戻ったテア・シュテーゲンにキャッチされた。

 するとバルセロナが好機を作り、後半26分には右サイドのメッシのクロスからネイマールが合わせたがハートにセーブされ、こぼれ球に反応したJ・アルバがネットを揺らすもオフサイドの判定に取り消されてしまう。さらに同31分にはイニエスタのパスから抜け出したネイマールがハートとの1対1を迎えるが、またもやハートに阻まれて2点目を奪えない。

 そして、ハートの好守でバルセロナの猛攻をしのいだマンCにビッグチャンスが訪れる。後半32分、PA内に侵入したアグエロがMFハビエル・マスチェラーノのファウルを誘いPKを獲得。しかし、アグエロ自身が狙ったシュートはテア・シュテーゲンに弾き出され、同点に追い付く好機を逃してしまった。

 後半41分にはメッシのパスからPA内に侵入したスアレス、同44分には至近距離から放ったメッシ、アディショナルタイムにはネイマールのシュートがハートにセーブされるなど、イングランド代表GKの奮闘もあり1点しか奪えなかったものの、終始マンCを圧倒したバルセロナが1-0の完封勝利を収めてベスト8進出を決めた。


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