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サッキ氏もテベスを絶賛 「バッジョより完成された10番」

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 元イタリア代表監督のアッリーゴ・サッキ氏は、18日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ドルトムント戦で2ゴール1アシストと活躍したユベントスFWカルロス・テベスを絶賛している。

 2013年にユーベに加入し、かつてミシェル・プラティニやロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエーロらが着用した伝統の「10番」を引き継いだテベス。その大きな期待に応えて活躍を続けるアルゼンチン代表FWは、CL準々決勝進出が懸かる一戦でも一番の輝きを放った。

 過去にドルトムントとの大一番でゴールを決めたバッジョやデル・ピエーロとの比較は試合前からイタリアメディアで話題となっていたが、テベスの見せた見事な活躍にかつての名将も賛辞を惜しまなかった。

 バッジョを擁してイタリア代表を1994年ワールドカップ準優勝に導いたサッキ氏が、イタリア『カナーレ5』で次のようにコメントしたとして『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「テベスは理想的なフオリクラッセ(桁外れの選手)だ。技術的に非常に優れており、欠点は何もない。すべての監督がチームに欲しいと思うような完成された選手だ」

「一方で、過去の偉大な10番と比べるなら、ロベルト・バッジョには"注意書き"が必要な部分もあった。才能ではテベスの方が劣るかもしれないが、同じくらい優れている選手で、守備面でもチームを助けてくれる」

 なお、『ガゼッタ』のサイトではこれを受けてユーザーアンケートを実施しているが、サッキ氏に賛成して「テベスはバッジョ以上」と投票したのは20%あまりにとどまっている。活躍した期間の違いなどもあり、ファンは間ではまだまだかつてのスターへの支持が根強いのかもしれない。

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