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金沢連勝ならず…横浜FCが3戦敗けなしで暫定首位浮上

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[3.20 J2第3節 金沢1-2横浜FC 石川西部]

 横浜FCは20日、敵地でツエーゲン金沢と対戦し、2-1で勝利した。今季2勝目、3戦敗けなしで勝ち点を7に伸ばした横浜FCは、他チームがゲームが明日21日にゲームを残すこともあり、暫定ながら首位に浮上した。なお、開幕2戦連続で先発出場していたFW三浦知良だが、この日はベンチのまま試合を終えている。

 先制点は横浜FCに生まれた。前半9分、左サイドの角度のないところで獲得したFKをMF松下年宏が蹴る。誰もがクロスだと思ったが、ボールは直接ゴール方向に。GK原田欽庸も懸命のセーブを見せたが、弾き出すことは出来なかった。

 ただ金沢は前半のうちに試合を振り出しに戻す。前半37分、CKから出来た混戦をDF太田康介が押し込む。得意のセットプレーで同点に追いついた。

 しかし、後半に入ると、横浜FCが地力の差を見せる。後半8分、松下が右サイドから上げたクロスをFW大久保哲哉がボレーで合わす。勢いはなかったが、コースが良く、シュートはゴール左隅を捕えた。「後半、必ずチャンスが来ると思った」と振り返った大久保。「1勝1分で来て、きょう負けたら何も意味がないと思った。次もハードワークしたい」と力を込めた。

 前節、東京V戦でJ2初勝利を挙げた金沢だが、初の連勝とはならなかった。終盤、MF田中パウロ淳一や、デビューとなるブラジル人FWジャーン・モーゼルを投入して好機を作ったが、横浜FCに守り切られてしまった。

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