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長谷部、乾フル出場も最下位シュツットガルトに逆転負け…酒井高は出場せず

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[3.21 ブンデスリーガ第26節 シュツットガルト3-1フランクフルト]

 ブンデスリーガは21日、第26節2日目を行い、MF長谷部誠とMF乾貴士の所属するフランクフルトは敵地でDF酒井高徳の所属するシュツットガルトと対戦し、1-3で敗れた。長谷部、乾はフル出場したが、2試合ぶりの黒星でアウェー3連敗。前節のレバークーゼン戦(0-4)で2失点に絡み途中交代となった酒井は2試合ぶりのベンチスタートで、最後まで出場機会がなかった。

 立ち上がりから積極的なプレーを見せた乾は前半7分、守備でも自陣PA近くでMFマルティン・ハルニクのドリブルをスライディングタックルでカット。攻撃でも起点となり、前半33分には乾の右CKにFWアレクサンダー・マイヤーが頭で合わせたが、わずかにゴール左へ外れた。

 0-0で前半を折り返すと、フランクフルトは後半6分に長谷部からパスを受けたDFバスティアン・オチプカが強引なドリブル突破でPA内に切れ込み、左クロス。FWハリス・セフェロビッチが左足ボレーで合わせ、先制点を奪った。

 ところが、ここからまさかの展開が待っていた。シュツットガルトは後半18分、21分にFWダニエル・ギンチェクが連続ゴール。一気に2-1と逆転すると、後半35分にはMFアレクサンドル・マキシムのゴールで3-1とダメを押した。

 最下位のシュツットガルトは昨年12月16日のハンブルガーSV戦(1-0)以来、10試合ぶりの白星で2015年初勝利。順位は最下位のままだが、17位パダーボルンとは勝ち点1差となり、16位ハンブルガーSV、15位フライブルクにも同2差と迫った。

 一方のフランクフルトはまたしても連勝を逃し、2試合ぶりの黒星。ホームでは3連勝中だが、アウェーでは3連敗となり、7試合勝利から遠ざかっている(2分5敗)。

 バヒド・ハリルホジッチ新監督の初陣となる27日のチュニジア戦(大分)、31日のウズベキスタン戦(東京)に臨む日本代表に招集された長谷部、乾、酒井の3人は今後、帰国し、23日から大分市内で始まる代表合宿に合流する。


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