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南野、2点目の起点も敗戦…3戦ぶりフル出場でU-22代表に合流

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[3.21 オーストリア・ブンデスリーガ第26節 ボルフスベルガー3-2ザルツブルク]

 オーストリア・ブンデスリーガは21日、第26節を行い、ボルフスベルガーのホームに乗り込んだFW南野拓実の所属するザルツブルクは2-3で敗れた。右サイドハーフとして先発した南野は、3試合ぶりのフル出場を果たした。南野は24日にU-22日本代表に合流し、27日に初戦を迎えるAFC U-23選手権2016予選に挑む予定だ。

 序盤から右サイドで好機を生み出そうとする南野は、鋭いドリブルからクロスを上げる場面を作り出すが味方には合わず。すると、前半8分にスローインの流れから最後はMFヤコブ・インクランにヘッドで叩き込まれ、ボルフスベルガーに先制を許してしまう。

 前半17分にはコンビネーションからPA内に侵入した南野だったが、これはオフサイドの判定。しかし同27分、ゴール前でFKのチャンスを迎えるとFWジョナタン・ソリアーノが直接狙ったシュートが、壁に当たってコースが変わりゴールマウスに吸い込まれ、ザルツブルクが同点に追い付いた。

 さらに前半41分、右サイドでボールキープした南野のスルーパスを受けたDFクリスティアン・シュベクラーがクロスを送ると、ファーサイドのソリアーノが流し込んで逆転に成功。しかし同44分、FKの流れから最後はFWシウビオに押し込まれて2-2の同点で前半を折り返した。

 後半も攻守に働いた南野は途中から左サイドに持ち場を移すなどフル出場を果たしたものの、得点を生み出すことはできず。両チームともにゴールを脅かす場面を作りながらも後半はスコアが動くことなく試合が進んだが、アディショナルタイムにDFとGKの連係ミスを突かれたザルツブルクは、ボルフスベルガーに決勝ゴールを許して2-3で敗れた。


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