beacon

「壊滅的」「観客を苛立たせた」…ブーイングの中で交代の本田、伊メディアから厳しい採点

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ミランMF本田圭佑は21日、セリエA第29節カリアリ戦で先発出場し、70分に途中交代した。イタリアのミラン専門ウェブサイト『acmilannews.it』は、本田を酷評している。

 2試合連続の先発出場を果たした本田は、4-3-3の右ウィングでプレー。前半にチャンスメークし、シュートを放つ場面もあったが、プレーの流れを遅くする場面やボールロストも見られた。

 後半の57分には、シュートに持ち込もうとしてドリブルが長くなり、相手DFに止められると、本拠地サン・シーロの観客からはブーイングが飛んだ。

 フィリッポ・インザーギ監督は70分、本田を下げてMFアレッシオ・チェルチを投入。ベンチに下がる本田には、スタジアムから再びブーイングが浴びせられている。

『acmilannews.it』は採点で「壊滅的」と本田にチーム最低となる4点をつけ、寸評でこう批判した。

「一つもうまくやれなかった。自分自身の亡霊だった。すべてのトランジションを間違え、CKでも危険なボールを一度も蹴ることができず、何度もプレーを遅くしてしまった。ブーイングの中で交代」

 一方、『スポーツメディアセット』も本田に5点をつけ、次のように厳しく評価した。

「スローで選択を間違え、テクニックもなく、数少ないスタジアムの観客を苛立たせた。サイドバックとの対話がまったくなく、そこからカリアリの得点が生まれている」

 寸評がない『スカイ・スポーツ』では、本田の採点は5.5点。チームメート3名と同じ採点だったが、同メディアのユーザー採点では4.71点とチームワーストにされている。

 ミランはMFジェレミー・メネスの2ゴールなどで、3-1と4試合ぶりに勝利を収めた。インザーギ監督は一息つけたが、本田は厳しい状況に立たされている。

 暫定で7位につけているミランは、4月4日の次節でパレルモと敵地で対戦。本田に挽回のチャンスはあるだろうか。


▼関連リンク
欧州組完全ガイド
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP