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[MOM1333]創造学園GK長谷川諒(新3年)_185cmの長身GKが“当然”の活躍で完封勝利

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.23 UAチャレンジカップ予選リーグ第1節 柏日体高 0-1 創造学園高 富士緑の休暇村]

「決定機つくられたけれどGKが良く守っていたのでマン・オブ・ザ・マッチはGKに」。創造学園高の勝沢勝監督は1-0で柏日体高に勝利した初戦のマン・オブ・ザ・マッチに185cmのGK長谷川諒(新3年)の名を挙げた。

 前半半ばに立て続けにつくった決定機をものにすることができなかった創造学園は、前半終盤から一転してピンチの連続。PKを奪われるシーンもあった。それでもGK長谷川中心に乗り越えたチームは後半に先制。その後再びピンチを迎えたが、1対1の場面を阻止した長谷川の活躍などによって1-0で勝ち切った。その守護神はビッグセーブにも「それが普通だと思っているので」と一言。“当然”の活躍でチームを勝利へ導いた。

「大会の入りだったので1点勝負に、拮抗した勝負になると思っていた。入りと最後の15分は失点しないように意識していた」と長谷川。ノージャッジになってもまずリスクを回避して、失点しないことにこだわった。そして「チームを鼓舞できたり、流れを見てプレーできるところ。シュートストップ自信がある」という自身の強みも十分に発揮して勝利。無失点で掴んだ白星に納得した表情を見せていた。

 今年の創造学園について長谷川は「前は技術があっていい選手が揃っている。あとは自分を含めて後ろがどうやるか」と分析する。自分たち守備陣のプレーの良し悪しが結果に直結すると感じている。それだけに毎試合集中を切らさず、失点の数をひとつでも削っていく意気込みだ。大型GKの将来の夢はプロ。「自分はプロ目指している。(創造学園から松本入りした)宮下周歩さん (現サウルコス福井)目指して頑張っています」という長身守護神が今年、各大会で結果を残してアピールし、夢に一歩でも近づく。

(取材・文 吉田太郎)
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