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L・スアレス、かみつき処分を振り返り「フーリガンよりもひどい扱いを受けた」

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 バルセロナFWルイス・スアレスが、ワールドカップ(W杯)でFIFAから長期停止処分を受けたことについて、「フーリガンよりひどい扱いを受けた」と不満を表している。

 ウルグアイ代表として臨んだブラジルW杯のグループステージ最終節で、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニにかみついたことで、4か月の停止処分を科されたL・スアレス。

 先日のレアル・マドリーとのクラシコで決勝点を挙げ、天王山でチームを勝利に導いたL・スアレス。だが、ドイツ『キッカー』のインタビューで、同選手は「まだシーズンは長い。大きなアドバンテージだけど、リラックスはできない」と慎重な姿勢を見せた。

 クラシコで大仕事を成し遂げたL・スアレスだが、バルサで試合に出場できるようになってからしばらくは苦しい日々も続いた。リヴァプール時代との違いをL・スアレスはこう述べている。

「バルセロナ相手だとほとんどのチームが深く守ってくるんだ。僕は慣れていなかった。スペースが少ないんだ。リヴァプール時代よりも難しいんだよ。バルサのスタイルは僕にとってまったく新しい世界だった」

 適応に苦しんだ理由の一つには、W杯での出場停止処分もあるだろう。当初、処分はすべてのサッカー活動に該当するとされ、L・スアレスは練習もできなかった。

「処分は処分だけど、最初に練習も許されなかったのは、フーリガンよりも悪い扱いだった」

 ウルグアイ代表での出場停止処分は続いており、L・スアレスはコパ・アメリカにも出場できない。

「FIFAはすでにクラブレベルで僕を出場停止処分にした。なぜ、代表でも(出場停止に)するのだろう? 片方はOKだけど、両方はないよ」

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