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“飛車角落ち”名古屋、快勝ムード一転もナ杯2連勝決める

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[3.28 ナビスコ杯B組第2節 名古屋3-2仙台 瑞穂陸]

 ナビスコ杯は28日、グループリーグ第2節を各地で行った。名古屋グランパスはホームでベガルタ仙台を3-2で下した。リーグ戦は未だ未勝利だが、ナビスコ杯はこれで2連勝。仙台は今季公式戦初黒星を喫した。

 名古屋はこの日はFW永井謙佑とFW川又堅碁が日本代表に招集されているため不在。さらにFWノヴァコヴィッチもEURO予選を戦うスロベニア代表に選出されているため、攻撃陣の総入れ替えを強いられた。1トップにはFW松田力を配置。2列目は右からMF小川佳純、MF小屋松知哉、MF田鍋陵太が並んだ。

 そんな名古屋が前半を完全に支配した。前半11分、小屋松のスルーパスに反応した松田が右足で蹴り込み先制点を挙げると、同13分には松田の突破からMF矢田旭が左足でゴールを奪い、あっという間にリードを2点に広げる。さらに同26分にはDF矢野貴章のクロスにニアに飛び込んだ小川がヘディングで合わせて、前半だけで怒涛の3得点を奪った。

 しかし後半は一転、仙台がペースを握り返す。後半4分にCKの流れたボールをFWウイルソンがボレーで押し込み1点を返すと、同10分には同じようにCKを今度はDF鎌田次郎がヘディングで合わせて、一気に1点差まで詰め寄った。

 ただ、あと1点が遠かった。名古屋はDF田中マルクス闘莉王やGK楢崎正剛を中心に集中力を高め直して、ゴールマウスにカギをかける。何とか3-2で逃げ切った名古屋は、ナビスコ杯2連勝を決めた。


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