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GK秋元の壁を破れずに鳥栖は湘南とスコアレスドロー

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[3.28 ナビスコ杯グループA第2節 鳥栖0-0湘南 ベアスタ]

 ナビスコ杯は28日、各地でグループリーグ第2節を行い、ベストアメニティスタジアムでは、サガン鳥栖湘南ベルマーレが対戦した。試合は0-0で終了し、両チーム勝ち点1を分け合っている。

 最初のビッグチャンスをつかんだのはホームの鳥栖だった。前半4分、MF高橋義希のシュートが枠を捉えるが、GK秋元陽太に阻まれる。さらに31分にもFW池田圭からのパスを受けたMF金民友がドリブルでボールを運び、シュートを放ったがボールに勢いはなく、GK秋元に抑えられた。

 鳥栖は前半38分にもロングボールを前線に放り込み、相手がこぼれ球を拾った直後にFW豊田陽平が奪い返し、ゴール前のMF水沼宏太にラストパスを送るが、わずかに合わなかった。湘南も前半42分にゴールに迫る。左サイドのMF菊池大介からのクロスにFWアリソンが飛び込むが、シュートは右に切れて行った。このまま得点は動かずに、前半を終える。

 後半10分、鳥栖は水沼からのロングパスが豊田に入るが、PA内で湘南のDF陣も懸命の守備を見せて、シュートを打たせない。湘南も、その1分後に左サイドでボールを持ったMF高山薫が仕掛けて、右足でシュートを放つが枠を捉えられなかった。

 ロングボールを多用する鳥栖は、後半15分にもGK林彰洋のロングフィードを途中出場したMF白星東が受けて、シュートに持ち込むがGK秋元に防がれる。その後もMF藤田直之が壁の下を通す直接FKがGK秋元に阻まれると、そこからの2次攻撃で白星東がゴールエリアすぐそばでボールを受けたが、ここも飛び出してきたGK秋元にブロックされる。

 攻め続ける鳥栖は、後半21分にも藤田のロングスローがPA内にこぼれたところを豊田が右足でシュートしたが、クロスバーを越えて行った。後半34分にもロングボールを守備のギャップで受けた金民友がGK秋元と1対1になるが、シュートを体に当てて決められず。鳥栖はGK秋元の壁を破ることができずに、スコアレスで試合を終えている。


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