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直接FKから大宮移籍後初ゴールも…MF横谷「勝ち点2を失った試合」

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[3.29 J2第4節 大宮1-1札幌 NACK]

 試合の感想を問われた大宮アルディージャのMF横谷繁は「勝ち点2を失った試合」と、1-1に終わったコンサドーレ札幌との一戦を悔やんだ。その言葉通り、立ち上がりから大宮は試合の主導権を握り、決定機をつくりだした。

 厳しい判定もあり、前半15分にPKから札幌に先制点を与えたが、その11分後には横谷が直接FKから移籍後初ゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。「最初はカルリーニョスに蹴らせようと思っていたけど、GKの位置を見て話し合って、僕が蹴ることにした」と、FKを蹴ることになった経緯を説明したが、今季初ゴールについては「やっと入ったという感じ。勝ちにつながらなくて残念です」と、心から喜ぶことはできなかった。

 同点ゴールの場面以降も、横谷を含めて攻撃陣に多くのチャンスがあったが、決定機を生かしきれなかった。「CKから僕にも2回チャンスがあったのに決めきれなかった。その悔しさの方が、ゴールの喜びよりも大きい」と横谷は唇を噛み、「チャンスがあった中で『一つでも決めていれば』という感じかもしれないけれど、全部決めるくらい、『4-1にする』というくらいの気持ちでやらないと、ゴールは入らない。練習から、攻撃陣は取り組み直したい」と、反省の言葉を続けた。

(取材・文 河合拓)
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