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2ゴールも満足せず…U-22代表MF中島「改善するところは多い」

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[3.29 AFC U-23選手権予選(リオ五輪アジア一次予選)第2戦 U-22ベトナム 0-2 U-22日本]

 エースナンバーを付ける男が、2ゴールでチームを救った。守備を固めて来たベトナムU-22代表に苦しめられたU-22日本代表。序盤からゴール前でのプレーに精度を欠いたが、前半43分にMF中島翔哉(F東京)がMF南野拓実(ザルツブルク)との連係から先制点をマーク。さらに試合終了間際のアディショナルタイムにもダメ押しゴールを決め、2-0の勝利に導いた。

 手倉森誠監督は「前半も後半も、一番しんどいときに点を取ってくれた」と、10番を称える。試合後のヒーローインタビュー。「見事なゴールを決めました」と振られた中島は「ありがとうございます」と白い歯を見せたが、攻撃の出来には満足できていないようだ。先制点の場面を振り返り「最後のクオリティの部分がうまくいっていなかったので。あそこもミスから生まれたので、もっと改善するところは多いかなと思います」と、反省の言葉を述べた。さらにダメ押しゴールについても「みんなが必死に守ってくれていたので、最後が取れて良かったです」と、冷静に答えている。

 31日にはU-22マレーシア代表と対戦する。3連戦の最後の一戦に向けて中島は「1試合1試合、大事なので。次もしっかりと準備をして、しっかりと自分たちの戦いをしたいと思います」と、気を引き締めた。

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