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久保建英くんがバルサを退団して日本帰国へ スペイン紙報じる

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 バルセロナの下部組織に所属する13歳、久保建英くんが同クラブを退団して、日本に帰国するようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

 FIFAは昨年4月、バルセロナが18歳未満の外国人選手獲得・登録に違反があったとして、今後2度の移籍市場での補強禁止を決定。違反によって獲得したとされる9選手の一人が久保くんであり、そのために1年半以上も公式戦に出場できない状況が続いていた。久保くんはプレーできない状況に我慢ができず、両親も日本に帰国することを真剣に考慮していたとされる。

 久保くんの両親はその後もバルセロナに在籍し続ける可能性を模索したものの、結局は退団することを決断したようだ。久保くんは数日中に日本へと戻る予定で、27日には自身が所属するインファンティル(13~14歳年代)のAチームのチームメートに別れを告げたという。

 久保くんはバルセロナ福岡スクールでその才能を見い出され、2011-12シーズンにバルセロナのアレビン(11~12歳年代)のCチームに加入。同チームではチーム内得点王となり、翌シーズンに在籍したアレビンのAチームではリーグ戦、カタルーニャ杯優勝などの原動力となった。

 インファンティルのBチームに所属していたここ2年間は、バルセロナの補強問題によって試合にはほぼ出場できなかったが、チームメートやコーチ陣が彼の着実な成長ぶりを証言するなど、練習で印象的なプレーを見せていたようだ。

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