イタリアサッカー連盟(FIGC)は、ジェノアMFアンドレア・ベルトラッチが負傷のためイタリア代表を離れてチームに戻ると発表した。

　28日に行われたEURO2016予選ブルガリア戦(2-2)ではベルトラッチは先発で出場し、肩を痛めて72分に交代していた。31日にトリノで行われるイングランド代表との親善試合は欠場することになる。

　イタリア代表からはDFマヌエル・パスクアルとDFマッテオ・ダルミアンもすでに離脱。イングランド戦に向けてインテルDFダビデ・サントンとミランDFイニャツィオ・アバーテが追加招集されている。

　ブルガリア戦の前には、ユベントスMFクラウディオ・マルキージオの負傷をめぐる混乱があった。このことがFIGCによる負傷者の情報の発表に影響を与えたとイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は伝えている。

　代表ドクターのエンリコ・カステッラッチ氏および医療スタッフからは選手の離脱の理由を明かすことはなく、負傷状態についての発表は各クラブに委ねるとのことだ。ベルトラッチにもこれが適用され、FIGCは具体的な負傷内容を伝えてはいない。