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代表初ゴールの宇佐美「すごく苦労」も「自分にしかできない遠回りだった」

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[3.31 JALチャレンジ杯 日本5-1ウズベキスタン 味スタ]

 日本代表FW宇佐美貴史ブログ(http://ameblo.jp/usami-takashi/)を更新。ウズベキスタン戦で代表初ゴールを奪った喜びを綴った。

 ウズベキスタン戦に途中出場した宇佐美は後半38分、FW大迫勇也からパスを受けると、ドリブルでエリア内に侵入。独特のリズムから右足を振り抜くと、ボールはゴール左隅を捕えた。

「代表デビューと初ゴールを決めることができました。長かったです。代表を意識した決断がかえって遠回りになり自分としてはすごく苦労したつもりです。ただ自分にしかできない遠回りだったとも思います」

 プラチナ世代と呼ばれる1992年世代の代表格として、若年世代から注目され続けてきた宇佐美。2009年にU-17W杯に出場すると、2012年のロンドン五輪代表にも選出。しかし、A代表では苦労し、11年6月に日本代表に初選出されたが、12年9月の招集時にも出場機会が巡ってくることはなかった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督が就任した日本代表に、2年4か月ぶりの代表復帰。3月27日のチュニジア戦で4年越しの代表デビューを果たすと、同31日のウズベキスタン戦で初ゴール。“日本の至宝”が、ようやくサムライブルーの一員になった。

 ただここからが宇佐美にとっても勝負になる。「喜んでくれた家族。チームメイト、監督、スタッフ、ガンバのチームメイト、監督、スタッフ、自分の事を少しでも応援してくれる方々にほんまに感謝します」とした宇佐美も、「とはいえ。まだまだですね。むしろようやくスタート」と気を引き締める。「未完全な事のが多いし、つくづく自分の理想とは遠いです。ここからまた日本代表としてサッカーができるように頑張りたい」と更なる飛躍を誓った。

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