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「シュートが下手」な横浜FC寺田が後半ATに同点ミドル…福岡は前半2点リード守れず

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[4.1 J2第5節 横浜FC2-2福岡 ニッパツ]

 横浜FCアビスパ福岡の一戦は2-2の引き分けに終わった。福岡が前半を2点リードで折り返したが、後半に横浜FCが2得点し、ドローに持ち込んだ。

 先に主導権を握ったのは福岡だった。開始7分、セットプレーの流れからDFイ・グァンソンが左足シュート。相手の網にかかって勢いが弱まるが、FW酒井宣福が長い足を伸ばして流し込んだ。

 さらに福岡は前半20分、エリア内でFW中原貴之がDFパク・テホンに倒されPKを獲得。これを中原自らが沈め、リードを広げた。

 しかし横浜FCは後半に入ると息を吹き返す。後半31分、DF中島崇典のクロスをFW黒津勝が押し込み1点差に迫ると、同アディショナルタイム6分、CKのこぼれ球をエリア外で受けたMF寺田紳一が左足を一閃。起死回生の同点弾を蹴り込んだ。

 横浜FCは、土壇場で追いつき、連敗を免れた。「シュートが下手ってGKコーチの田北さんに言われていて、力を抜いて蹴ったら、いいところに飛んでくれて良かった」と笑顔を見せた寺田。「次もホームで出来るので勝ちたい」と、中3日で迎える磐田戦に向け、力を込めた。

 なお、出場すれば最年長出場記録を更新するFW三浦知良は、ベンチ入りしたのみでこの日は出場しなかった。


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