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フォルラン&カカウ連発でC大阪が無敗キープ

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[4.5 J2第6節 岐阜0-2C大阪 長良川]

 セレッソ大阪はアウェーでFC岐阜に2-0で下し、雨中の一戦を制した。FWフォルランとFWカカウがそろって2戦連発となるゴールを記録。2試合ぶりの白星で開幕から3勝3分の無敗を守った。

 試合前から激しい雨が降り続き、ピッチの至るところに水たまりもできた劣悪なピッチコンディション。岐阜はシンプルなロングボールとセットプレーからチャンスをつくり、序盤はペースを握っていた。

 ボールをつないで攻撃を組み立てたいC大阪だが、ピッチ状態がそれを許さず、なかなかリズムに乗れない。前半20分、岐阜GK太田岳志のキックミスを奪ったカカウがフィニッシュまで持ち込むが、GKが必死に戻ってセーブ。その直後にはMF扇原貴宏の落としからFW玉田圭司が左足で狙い澄ましたシュートを打ったが、これもGKの好セーブに阻まれた。

 0-0で折り返した後半も攻めあぐねる時間が続いたC大阪だが、幸運な形で先制点が生まれる。後半21分、自陣からロングボールを放り込むと、ゴールを空けて飛び出した岐阜GK太田がDF高木和道とかぶってボールがゴール前にこぼれる。これに詰めていたフォルランが難なく無人のゴールに押し込んだ。後半37分にはカカウが鮮やかなループシュートで追加点。苦しみながらも勝ち点3をもぎ取った。

 フォルランは試合後のインタビューで「GKとDFの選手が同じボールに行っていたのが見えたので、ひょっとしたらミスするのではないかと思った」と得点シーンを振り返り、「今日のようなコンディションではミスが起きる。いつそういうプレーが起きてもいいように準備することが大事」と胸を張った。


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