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[MOM1356]G大阪ユースMF堂安律(新2年)_トップベンチ入りも期待される注目の16歳

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.15 アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ順位リーグ G大阪ユースA 2-0 東海学園高 J-GREEN堺]

 この春、高校2年生となる16歳が、3冠王者のG大阪トップチームのメンバー入りに近い位置にいる。今年、主にトップチームで活動しているU-18日本代表候補MF堂安律(新2年)はF東京との開幕戦のベンチ入りも噂されたほどの注目アタッカー。特にボールに絡んだ動きの評価は高く、トップのメンバーとも紙一重の位置にいると言われている。

 その堂安は第1回「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」でユースチームに合流。四日市中央工高戦と東海学園高戦でフル出場した。四日市中央工戦でドリブルシュートを決めると、東海学園戦では前半23分にポゼッションから「変化をつけたかった」とタイミングのいい飛び出し。スルーパスを引き出して先制点に繋がるPKを獲得した。ワイドやシャドーのポジションでパスワークに絡みながら、一度仕掛けに入ると止まらないドリブルも披露。「トップの方は開幕とかもいろいろあって緊張感ある中に入れているのは刺激になっている。(トップと比べるとユースは)少しレベルのところはトップと違いますけれど、自分の持ち味というのはトップと変わらずこっちでも出せたと思います」と胸を張る内容のプレーを見せた。

 やはり、トップチームとともに活動していることは本人にとって刺激になっているようだ。「評価されているのは凄く嬉しいし、そういうところにいるからにはメンバーに絡んでいきたいと思っている。ユースの方も楽しいですけど、トップから『出したくない』と言われるくらいの選手になりたいと思っています」と力を込める。ユースチームにとってもその技術やバイタルエリアで見せる仕掛けなどは重要な武器となっているが、本人は今年、もしくは来年にもトップチームで必要とされる存在になることを目標としている。

 トップチームで感じている課題についてはどこにいても常に意識しているという。「(ユースでも)意識はトップの気持ちで来たんで、トップでできるように上手くできるようにしたい。課題の運動量とか、右足のところとかもトップチームのコーチからも『やって来い』と言われてきている」。トップチームでのトレーニング、そしてユースチームや年代別代表で試合に出た際も少しでも課題を改善できるように取り組んでいる。

 今回の「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」はフットボールと「ガチ」で向き合うユース年代のプレーヤーたちの挑戦の場。堂安にとってサッカーとは「3歳からやっているんで日常生活にあるというか、当たり前にあってサッカーをしているような感じです。トップへ行ってまたサッカーが楽しくなったという気持ちがある」。日常の中にあるというサッカー。それをとことん突き詰めて、夢を叶える。

(取材・文 吉田太郎)
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