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「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」街クラブからJ、代表へ、横河武蔵野FCユース注目の快足MF太田が躍動

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[3.15 アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ順位リーグ G大阪ユースA 5-1 横河武蔵野FCユース J-GREEN堺]

 ぜひ年代別日本代表に食い込んで欲しいタレントだ。横河武蔵野FCユースのMF太田翔主将(新3年)はタレント軍団、G大阪ユース相手にもその攻撃力を発揮。G大阪ユース戦はT1リーグ(東京都1部)を含めて4日間で5試合目となるハードスケジュールだったが、それでも左サイドで快足を披露した。圧巻のスピードでDFを置き去りにし、DFの間へ潜り込んで決定的な仕事をしてのける。

 G大阪ユース戦では立ち上がりにDFを振り切ってPAから右足シュートを放つと、16分には強引とも思えるような仕掛けからDF2人の間を突破。21分にも左サイドでの突破で決定機を演出した。線が細く、その点は周囲からも心配されている部分だが、DFと対峙しても接触することなく、相手の前方へ抜け出して決定的な仕事をしてしまう。増本浩平監督は「細いからどうかと思ったんですけど、一個前のところに入っていけるところを評価してもらっている」。全国的には無名な存在だが、十分にJ、年代別代表も狙える実力がある。

 「アンブロGACH1-TR【ガチトレ】キャンプ」を終えて太田は「自信はつきましたね。最後のところでもっと丁寧にできたら良かったんですけど」。自身のパフォーマンスによってより目線が高まった俊才は「(プロから)声が掛けられたりしたら喜んで行きますし、プロだからじゃなくて毎試合やっていけば、いつか自分の行きたいところに行けるかなと思っている」。周囲の評価を意識し過ぎることなく、ピッチ上で自分とチームの良さを出すことにこだわる。

 課題は本人も「もっとテクニックが必要かなと思いますね」と分析し、増本監督も「簡単なミスが減れば」と指摘する技術レベルの向上。それでも連戦の中でも落ちないスピードはやはり魅力なだけに、今後の関東、全国舞台でのパフォーマンスに注目だ。

(取材・文 吉田太郎)
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