beacon

終了間際に横浜FMが同点弾!仙台は開幕から負けなしキープ

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.12 J1第1ステージ第5節 横浜FM1-1仙台 日産ス]

 リーグ2連勝中の横浜F・マリノスと、4戦負けなし(2勝2分)のベガルタ仙台という、好調なチーム同士の一戦。後半、仙台が先制するも、終了間際に横浜FMが同点弾。1-1のドローに終わった。

 ホームの横浜FMは、柏にリーグ戦で7年ぶりに勝利した前節(2-1)と同じ11人が並ぶ4-2-3-1。日産スタジアムでは負けなし(4勝2分)と相性の良い仙台は、前節清水戦(2-1)から1人入れ替え、右サイドバックにはDF多々良敦斗が入った。
[スタメン&布陣はコチラ]

 前線の4人が連動しショートパスをつないで仙台ゴールに迫る横浜FM。前半7分にはMF喜田拓也のスルーパスを左サイドで受けたFWアデミウソンがゴール前に入れるが、誰も合わせることができなかった。

 仙台のチャンスは13分、ボールを奪い手数をかけずに攻める。FW奥埜博亮のパスを受けFWウイルソンがPA外から意表をつくタイミングでループシュート。GK榎本哲也の頭上を越えたが、クロスバーに嫌われてゴールとはならなかった。

 左サイドでパスを組み立てる仙台、中央までボールをつなぐと最後はMF野沢拓也が右足でミドルシュート。DFに当たってPAにこぼれたボールをMF茂木駿佑が中央に折り返したが、奥埜は合わせることができなかった。

 スコアレスで迎えた後半、最初のチャンスは横浜FMに訪れる。6分、MF三門雄大がドリブルで持ち上がり、アデミウソン、喜田とつながったボールは、再びPA内のアデミウソンへ。しかし、シュートはジャストミートせずGK六反勇治の両手におさまった。
 
 その後は仙台が横浜FMを自陣に押し込むものの、ゴールをこじ開けることができない。横浜FMはMF兵藤慎剛に代えてFW伊藤翔を投入。ゴールを奪いにいくが、先制点をつかんだのは仙台だった。22分、横浜FM陣内でのMFファビオのクリアボールがMF梁勇基に当たり、ウイルソンへこぼれる。ウイルソンのクロスをDF鎌田次郎がジャンピングボレーでとらえると、ボールはネットを揺らし、仙台が均衡を破った。

 DF栗原勇蔵を下げてFW矢島卓郎を投入し、攻撃に人数を割く横浜FMは伊藤と矢島の2トップに。40分には齋藤のスルーパスから矢島がGKと1対1を迎えるが、GK六反勇治の好セーブでピンチをしのぐ。さらに、45分にも齋藤の強烈なミドルシュートがゴールマウスを襲ったが、これもGK六反がゴールを許さない。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、ファビオの右足がゴールネットを揺らす。試合は1-1のドローに終わり、勝ち点1を分け合った。

(取材・文 奥山典幸)

▼関連リンク
[J1]第1ステージ第5節 スコア速報

TOP