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日本代表ホットライン開通の名古屋、今季初勝利を初完封で飾り最下位脱出

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[4.12 J1第5節 名古屋2-0広島 豊田ス]

 名古屋グランパスがホームでサンフレッチェ広島を2-0で下した。リーグ戦でここまで唯一勝利のなかった名古屋だが、うれしい初勝利。今季公式戦初完封で最下位を脱出した。広島は前節・神戸戦に続く連敗となった。

 試合序盤、広島が早くも動く。前半13分にMF森崎浩司がFW浅野拓磨との途中交代を選択。早くも1枚目の交代カードを切った。

 そんな混乱を突くかのように、名古屋は前半から広島ゴールに迫った。前半31分には左サイドから放ったFW永井謙佑のシュートがポストを叩くなど、惜しい場面を作り続けた。

 すると、前半終了間際のアディショナルタイム2分、センターライン手前から永井がDFの裏にロングパス。反応したFW川又堅碁が後ろから来たボールにタイミングを合わせてダイレクトシュートを狙う。これが前に出ていたGK林卓人を抜けるループシュートになって、ゴールネットが揺れる。日本代表コンビのホットラインで、名古屋が先制に成功した。

 後半に入ると、広島もいい形を作る。後半17分にはゴール正面でFKを獲得。しかし、DF塩谷司が壁を巻くようにして狙ったシュートは、わずかに枠右に外れてしまった。

 耐えていた名古屋に後半41分、待望の追加点が生まれる。途中出場のMF小川佳純が左サイドからクロスを上げると、ボールはファーサイドまで流れる。これに走り込んだのはDF矢野貴章。元FWの嗅覚は衰えておらず、右足でしっかり蹴り込んだ。


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