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去就報道に気をそらされないミハイロビッチ 「ここでの仕事はまだ終わっていない」

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 サンプドリアは12日、セリエA第30節でミランと対戦する。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、自身の進退に関する報道に集中をそがれてはいないと強調した。

 昨季、下位で低迷していたサンプドリアを残留させ、今季はここまで5位と飛躍させているミハイロビッチ監督。ミランやナポリといったビッグクラブの関心が報じられ、今季終了後の退任は確実とも言われている指揮官だが、ミラン戦を前に次のように述べた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「私は愛情と感謝の想いからサンプドリアにいる。ここでの私の仕事は終わっていない。このクラブを欧州へ連れていきたいんだ。先日からの噂はメディアの役に立っているだけだよ。私はそれに気をそらされていないし、選手たちも偉大なプロとして同じはずだ」

「ミランに勝てば、我々は彼らを完全に遠ざけられる。ローマとラツィオが少しペースダウンすることを願いつつ、チャンピオンズリーグ出場の夢も残せるんだ」

 ミハイロビッチ監督は10日、選手たちが集中していないと怒りを表し、トレーニングを中断させている。

「今日の姿勢には満足か? 昨日よりは良かったね。集中を失ったら、それを取り戻すのは難しいんだ。気をつけなければいけない。怒りはすぐに過ぎ去ったけどね。称賛されているが、我々はまだ何も成し遂げていない。一瞬ですべてが台無しになってもおかしくないんだよ」

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