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[CL]ダービー初戦はドロー決着…アトレティコに勝てないレアル、今季は7戦未勝利

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[4.14 欧州CL準々決勝第1戦 A・マドリー 0-0 R・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は14日、準々決勝第1戦を行い、アトレティコ・マドリー(スペイン)とレアル・マドリー(スペイン)によるマドリード・ダービーはスコアレスドローに終わった。第2戦は22日にレアルのホームで行われる。

 今季、両者はスペインスーパー杯、リーガ、コパ・デル・レイで6度対戦しており、アトレティコが4勝2分と圧倒している。アトレティコから今季初白星を収め、準決勝進出へアドバンテージを得たいレアルが前半4分に決定機を迎える。しかし、GKイケル・カシージャスのキックからFWガレス・ベイルが完全に抜け出したものの、左足のシュートはGKヤン・オブラクに阻まれてしまった。

 その後もレアルがボールを保持する展開となるが、守備に重心を置くアトレティコを崩し切れずになかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く。一方のアトレティコも時おりカウンターからゴールに迫ろうとするも好機を創出できなかった。

 スコアが動かないまま迎えた前半31分にはベイルがミドルレンジから強烈なシュートを放つもオブラクの守備範囲に飛び、さらに同37分にはMFハメス・ロドリゲスが意表を突く左足アウトサイドで狙うがこれもオブラクに阻まれた。同37分にはDFセルヒオ・ラモスのパスをカットしたMFガビのパスを受けたFWアントワーヌ・グリーズマンがシュートまで持ち込むが、GKイケル・カシージャスが反応。前半は0-0のまま折り返すこととなった。

 後半に入ってもレアルがボールを保持し、アトレティコが守る図式は変わらない。しかし、レアルはアトレティコの集中力の高い守備を攻略し切れずにPA内への侵入回数が限られ、たとえPA内に侵入してシュートを狙おうとも、アトレティコの体を張った守備に阻まれた。

 0-0のはまま試合は進み後半31分、レアルはFWカリム・ベンゼマに代えてMFイスコを投入して状況を打開しようと試みる。すると、アトレティコベンチも動き、同32分にグリエーズマンに代えてMFラウール・ガルシアを、同36分にはMFコケに代えてFWフェルナンド・トーレスをピッチに送り込んだ。

 その後、アトレティコにシュートチャンスが訪れたが、F・トーレス、FWマリオ・マンジュキッチのシュートがレアル守備陣の体を張ったブロックに遭うなど最後までスコアは動かず。0-0のまま試合は終了を迎えた。


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