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[CL]メッシ、ネイマールのホットライン&スアレスの個人技炸裂…バルサが主力欠くパリSGに先勝

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[4.15 欧州CL準々決勝第1戦 パリSG 1-3 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は15日、準々決勝第1戦を行い、パリSG(フランス)とバルセロナ(スペイン)が対戦してアウェーのバルセロナが3-1の勝利を収めた。第2戦は21日にバルセロナのホームで行われる。

 グループステージで同組だった両チームは第2節の対戦ではパリSGが3-2で、第6節の対戦ではバルセロナが3-1で勝利していた。今季3度目となるこの日の対戦ではパリSGがFWズラタン・イブラヒモビッチ、MFマルコ・ベッラッティ、DFセルジュ・オーリエの3選手を出場停止、MFチアゴ・モッタを負傷で欠き、バルセロナはDFダニエウ・アウベスを出場停止で欠いて試合を迎えた。

 序盤からボールを支配するバルセロナは前半14分、左サイドのFWネイマールからゴール中央でパスを受けたFWリオネル・メッシが、トラップから狙いすましたシュートを放ったがゴールポストに直撃して先制点とはならず。しかし同18分、メッシのスルーパスから抜け出したネイマールが落ち着いて右足で流し込んでスコアを1-0とした。

 バルセロナに先制点を許した直後、ホームでの第1戦で負けられないパリSGをアクシデントが襲う。キャプテンマークを巻くDFチアゴ・シウバが負傷でピッチを後にし、ハムストリングの負傷の影響でベンチスタートとなっていたDFダビド・ルイスが前半21分に緊急投入されることとなった。

 前半28分にはパリSGがカウンターを仕掛け、左サイドを駆け上がったFWエゼキエル・ラベッシのパスから中央に走り込んだFWエディンソン・カバーニが好機を迎えるも、DFハビエル・マスチェラーノのカバーリングに遭ってフィニッシュまで持ち込むことができなかった。

 1-0とバルセロナがリードを奪ったまま後半を迎えるとパリSGがシュートまで持ち込むシーンを増やし、後半4分には左サイドでMFブレズ・マトゥイディからボールを受けたMFハビエル・パストーレがミドルレンジから狙ったが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれた。すると後半8分、今度はバルセロナをアクシデントが襲い、パストーレと接触したMFアンドレス・イニエスタが負傷交代を余儀なくされてMFシャビ・エルナンデスが投入された。

 1点を追い掛けるパリSGは後半20分、MFアドリアン・ラビオに代えてFWルーカスを投入して状況を打開しようと試みる。しかし、再びスコアを動かしたのはバルセロナだった。同27分、左サイドでDFマルティン・モントーヤからパスを受けたFWルイス・スアレスが個人技で相手DF3人を振り切ってゴール中央に持ち込むと、右足でネットを揺らしてスコアを2-0とした。

 後半29分にはCKの流れからカバーニが強烈なシュートを放つも、テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれるなど、パリSGはなかなか1点を奪えない。すると同34分、マスチェラーノからワンツーのリターンパスを受けたスアレスが、D・ルイスを股抜きでかわすと鮮やかな右足シュートを突き刺してバルセロナがリードを3点差に広げた。

 その後、後半37分にDFグレゴリー・ファン・デル・ビールのシュートがDFジェレミー・マテューのオウンゴールを誘ってパリSGが1点を返すが、反撃もここまで。バルセロナがアウェーで3-1の勝利を収め、大きなアドバンテージを得た。


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