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[ゼビオFリーグ]ナオト・インティライミも将来的に選手としてFリーグ参戦か!? 「『いつかきっと』やれたらいい」

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 ゼビオFリーグは16日、5月2日、3日に代々木第一体育館で行われる2015/2016シーズンの開幕戦でのイベント発表会を行った。開幕戦でイベントを行うナオト・インティライミは、芸能界でも屈指のフットボーラーとして知られている。

 実際に名古屋オーシャンズ名古屋グランパスの選手たちがオフを使ってオーシャンアリーナで試合を行ったとき、ナオトは名古屋オーシャンズの一員としてプレー。オーシャンズ 名古屋グランパスからゴールを挙げるなど、国内唯一のプロフットサルクラブの中で遜色ないプレーを見せて活躍し、チームの勝利に貢献したという。また、他のFリーグクラブのGMが「本気でナオトをFリーグのピッチに立たせたい」と話していたこともある。

 この日の司会に「ナオトが真剣に『Fリーグの選手になりたい』と言っていると、ちょっと小耳に挟んだ」と言われると、「こんな場で、ぶっ込みますね!」と答え、「この場では言えないでしょ。居酒屋で酔っぱらったときに『実はさ』っていう話ですけど」と笑って前置きしつつも、フットボーラーとしてトップリーグに立ちたい希望が、本当に胸にあることを明かした。

「こういったすごい選手たちがいる目の前で言うのもなんですが、確かに、僕はずっとサッカーをやってきました。いわゆるゴールデンエイジのちょっとした残骸ですけど(ナオトは79年生まれ)…。フットボールをこよなく愛して、自分でもプレーしています。でも、『趣味は何ですか?』って聞かれたときに、『フットサル』『サッカー』と答えられない自分がいる。趣味ではない。本気と書いて、何チャラと読むみたいな。だから、やっぱり挑戦したい気持ちは人生の夢として、どこかで本気でもう一回自分を鼓舞するような、草サッカーじゃない何かを、『いつかきっと』、やれたらいいなと思いますね」と、自身の曲のタイトルを入れながら返答した。

 名古屋オーシャンズ featuring ナオト・インティライミの一員だったFP森岡薫も「名古屋グランパスとの試合では、僕より点を決めていましたからね。身体能力も高いですし、あまりにもグングン抜くものだから、グランパスの選手たちを途中から本気にさせていました。もし、Fリーグに選手として出るなら、本当に楽しみ」と、ナオト・インティライミのFリーグ参戦に太鼓判を押してから「ぜひ名古屋のチームに。なんなら9番を(笑)」と、自身の背番号を譲ってもいいと話した。

 これを受けてナオト・インティライミは「いつか入団テストを受けて、もし、やらせていただける機会があったとしても、客寄せパンダにはなりたくない。ただ『ナオト・インティライミ』が蹴っていて面白いから、ということではなく、やるからには、毎日練習を重ねていらっしゃる方たちと同じピッチに立つということですから、それは一回、音楽活動を中止するくらいの気持ちでやらないとっていうのはありますね」と、フットサルへの真摯な想いを口にした。

 それを聞いた司会が「マネジャーにはOKを取りました」と言うと、ナオト・インティライミは「早いねっ!」と苦笑い。「ただ、営業は『ちょっと待ってくれ』ということでした」という司会の言葉を聞くと「なるほど、なるほど」と、安堵した様子で頷いていた。

(取材・文 河合拓)

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