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退任する恩師に捧げるゴール…香川が3試合ぶり今季3点目

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[4.18 ブンデスリーガ第29節 ドルトムント3-0パダーボルン]

 ブンデスリーガは18日、第29節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでパダーボルンと対戦し、3-0で快勝した。トップ下でフル出場した香川は2-0の後半35分に追加点。3試合ぶり今季3得点目を決め、15日に今季限りでの退任を発表したユルゲン・クロップ監督にゴールと勝利をプレゼントした。

 ドルトムントは前半12分、MFイルカイ・ギュンドアンが左足ミドルを狙うが、ゴール右へ。同36分には香川の縦パスをMFヘンリク・ムヒタリアンがワンタッチで流し、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがゴール前に抜け出したが、右足のループシュートはGKの好セーブに阻まれた。

 前半は0-0で折り返したが、後半3分、右サイドに開いたオーバメヤンのクロスからムヒタリアンがニアサイドに飛び込み、ヘディングシュートで先制。同10分にはMFマティアス・ギンターのラストパスに反応したオーバメヤンがGKとの1対1から右足でゴールネットを揺らし、あっという間に2-0と突き放した。

 後半34分にはDFエリック・ドゥルムのミドルシュートをGKが弾いたところに香川が詰めて、ゴールネットを揺らすが、惜しくもオフサイドの判定。それでも直後の35分、ムヒタリアンの浮き球のパスに走り込んだ香川がPA内に切れ込み、左足でゴールに流し込んだ。3月21日のハノーファー戦(3-2)以来、3試合ぶり今季3ゴール目。試合を決定づけるダメ押しゴールで3試合ぶりの勝利に貢献した。

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