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ドルトムント、トゥヘル就任でマインツからの引き抜きを画策? 岡崎加入の可能性は…

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 ボルシア・ドルトムントは19日、ユルゲン・クロップ監督の後任としてトーマス・トゥヘル氏を次期監督に迎えることを発表した。昨年5月までマインツで指揮を執っていた同氏だが、早くもFW岡崎慎司を含む当時の「弟子たち」の獲得を狙っているとの噂が浮上している。

 ドイツ『ビルト』は、トゥヘル氏がマインツから数人の選手たちをドルトムントに連れて来る可能性があると伝えた。ターゲットとして岡崎、MFヨハネス・ガイス、DFパク・チュホ、GKロリス・カリウスの名前が挙げられ、それぞれドルトムント移籍の可能性が分析されている。

 マインツと2016年までの契約を結んでいる岡崎に関しては、次のような分析だ。

「マインツのクリスティアン・ハイデルGM(ゼネラルマネジャー)は彼の国内移籍をほぼ完全に否定している。ドルトムントは1000万ユーロをはるかに超える移籍金を支払わなければいけないだろう。移籍の可能性は20%だ」

『ビルト』が移籍候補とした選手4人の中で、最も可能性が高いと見ているのは21歳のガイス。マインツと2017年までの契約を結んでいる中盤の有望株だが、国内外の数多くのクラブから熱視線が送られているようだ。高額の移籍金が予想されるが、ドルトムント移籍の可能性は60%と高めに予想されている。

 韓国代表DFパク・チュホに関しては、トゥヘル氏はハンブルガーSV(HSV)と接触した際に同選手の獲得を勧めたことがあったという。ドルトムントが迎える可能性は35%だとされている。また、「トゥヘル氏の愛弟子ではない」若手GKカリウスを獲得する可能性は15%との見通しだ。

 トゥヘル氏と同じく元マインツのクロップ監督が2008年夏に就任した際にも、ドルトムントは監督の元教え子たちを複数獲得している。同年にはマインツからDFネヴェン・スボティッチと、HSV経由で元マインツFWモハメド・ジダン(現在無所属)が加入。翌年にはMFマルクス・フォイルナー(現アウクスブルク)、2010年夏にはカールスルーエを経てMFアントニオ・ダ・シルバ(現役引退)が加わった。

 果たして今回も当時のような動きがあるのだろうか。それぞれの契約状況の違いやリーグ内の勢力図の変動があったため、マインツの主力4人を獲得する場合の移籍金は3500万ユーロ以上だと『ビルト』は伝えているが…。

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