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監督カンナバーロ、コーチにガットゥーゾ、フロントにマルディーニ、スーパーバイザーにリッピ…ミラン、買収実現なら夢のカルテットが集結?

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 監督にファビオ・カンナバーロ、アシスタントコーチにジェンナーロ・ガットゥーゾ、テクニカルディレクターにはパオロ・マルディーニ、そしてスーパーバイザーにマルチェッロ・リッピ。イタリアの黄金期を支えたビッグネームたちがミランに集結したら、来季の復活も期待できるかもしれない。

 イタリア『スカイ・スポーツ』は24日、ミランの買収を目指しているタイの実業家ビー・タエチャウボル氏が、買収に成功した場合の構想として、冒頭のような人事を考えていると報じた。

 ミランのレジェンドであるマルディーニ氏は以前から、経営権が変わった場合のフロント入りが噂されている。同じくレジェンドのガットゥーゾ氏は、監督として大きな実績を残せていないが、ミランを率いるのが夢だと公言している。

 カンナバーロ監督は現在、リッピ氏の後任として広州恒大で指揮を執っている。2006年のワールドカップを制した際のイタリア代表のキャプテンと指揮官は、深い絆で結ばれていることで知られる。

 MF本田圭佑の処遇がどうなるかは分からないが、カンナバーロ、ガットゥーゾ、マルディーニ、リッピという4人の重鎮たちがミランを率いるとなれば、ミランサポーターは胸を躍らせるのではないだろうか。

 だが、この夢のカルテットが実現するかどうかは、まだまだ分からない。ミランのシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長がクラブ株式の売却を交渉している相手は、タエチャウボル氏だけではないからだ。中国の投資グループもミランの買収を目指して動いている。

 タエチャウボル氏は26日、買収の最終交渉をまとめるためにミラノ入りする予定だ。歴史に残る買収劇は実現に至るのか。そしてその場合、レジェンドたちがミランに集まるのか。大きな注目が寄せられている。

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