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本田はまた出番なし…ミランは下位ウディネに苦杯、5戦ぶり黒星

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[4.25 セリエA第32節 ウディネーゼ2-1ミラン]

 セリエAは26日、第32節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは、敵地でウディネーゼと対戦し、1-2で敗れた。2試合連続のベンチスタートとなった本田は、この日も出番はなく、負傷でベンチ入りを外れた試合を含めて4試合連続の不出場に終わった。

 前節、インテルとのミラノ・ダービーをスコアレスドローで終えたことで、2戦連続引き分け中のミラン。敗けなしは4戦に伸びているが、試合内容も含めて、やや物足りない試合が続いている。今節の相手は、今季は15位に低迷するウディネーゼ。序盤の対戦でも勝利している格下相手に、再び上昇気流を掴みたいところだった。

 しかし試合に入ると、ホームのウディネーゼが優勢に試合を進めた。セットプレーからチャンスを作ると、前半33分のCKをMFエマニュエル・アギェマン・バドゥが頭で合わせたシュートは枠外。同44分にもCKをMFギリェルメがニアに飛び込んで合わせたが、枠左に外れた。

 だがついに後半14分に均衡が破れる。ウディネーゼは右サイドからのCKを獲得すると、こぼれ球をMFジャンピエロ・ピンツィが押し込み先制に成功する。攻撃の糸口を掴めないミランがさらに窮地に追い込まれてしまった。

 ミランは後半19分からFWスソに代えてFWアレッシオ・チェルチを投入。この日もここで本田が選択されることはなかった。さらにミランは同29分にMFジャコモ・ボナベントゥーラに代えてFWマッティア・デストロを送り込む。後半開始と同時にDFアディル・ラミを送り込んでいたミランは、この時点で交代枠を使い切る。この日も本田に出番が回ってくることはなかった。

 直後の後半30分にはMFアントニオ・ディ・ナターレのミドルシュートの流れからバドゥに決定的な2点目を押し込まれてしまったミラン。後半43分にチェルチのクロスからパッツィーニがヘディングで押し込み1点を返したが、反撃もここまでだった。ミランは3月16日の第27節フィオレンティーナ戦以来、5戦ぶりの敗戦を喫した。


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