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ベイルのプレミア復帰が現実味を増す?英紙の報道が加熱

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「1億ユーロの男」がプレミアリーグに戻ることになるのだろうか。レアル・マドリーFWガレス・ベイル獲得にイングランドのクラブが動いているとの報道が、一気に加熱している。

 ベイルは2013年、トッテナムからレアル・マドリーへと移籍した。移籍金は巨額に上り、「1億ユーロの男」とのあだ名もつけられた。

 移籍初年度にチャンピオンズリーグ決勝でゴールを挙げるなど活躍したベイルだが、最近では批判されることも少なくない。それに伴い移籍報道も出始めていた。

 その流れは、一気に加速するかもしれない。この数日で、イギリス『デイリーメール』などが一斉にイングランド移籍の可能性を報じたのだ。

『デイリーメール』は、チェルシーマンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティが獲得を考慮していると報じている。スペインの関係筋によると、レアル・マドリーは毎年1人のスター選手獲得を狙っており、その資金づくりのためにベイル売却を考えているとしている。

 レアル・マドリーの今夏のターゲットとなるスターはドルトムントMFマルコ・ロイスで、その獲得には8600万ポンドが必要になるという。ベイルの契約には移籍する場合の違約金条項として7500万ポンドが設定されており、「スター交代」の資金の大半を賄う考えだという。

 獲得候補のチェルシーは、レアル・マドリーのもう一人のタレントであるDFラファエル・バランも狙っているとされる。マンチェスターの2クラブは攻撃陣の強化を目指しており、ベイルが欲しいのだという。

『ミラー』も、レアル・マドリーの資金獲得の狙いを理由に、ベイルのイングランド復帰の可能性を報じた。こちらは、“ユナイテッド推し”だ。『サン』はチェルシーが莫大なテレビ放映権料を背景に、1億ポンドを用意すると伝えている。

 タブロイドなどの報道だけに鵜呑みにはできないが、一気に加熱した報道は「何か」が起こる可能性を感じさせるものであるのは確かだ。


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