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カズは前半に途中交代…横浜FCは後半盛り返し徳島とドロー

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[4.26 J2第9節 横浜FC1-1徳島 ニッパツ]

 横浜FC徳島ヴォルティスの一戦は、1-1の引き分けに終わった。横浜FCは2戦連続ドロー。徳島は前半に先制したが、今季初の連勝を逃している。

 三浦知良の最年長得点記録更新で俄然注目を集める横浜FC。しかしカズの得点した試合を勝利に結びつけることが出来ておらず、今節を迎える段階の順位は11位と中位。一方の昨季はJ1を戦った徳島も18位とスタートダッシュに失敗。ゴールデンウイークの連戦が続く中で、お互いきっかけとしたい一戦だった。

 序盤から試合のペースは徳島が握った。しかし、なかなか効果的な形でフィニッシュに持ち込めず、横浜FC守備網に跳ね返されてしまう。

 それでも前半31分、徳島がチャンスを一瞬の隙を突いて先制に成功する。MF斉藤大介が鋭い縦パスを入れると、走り込んだMF内田裕斗が反応。抜け出したところは角度がなかったが、思い切って右足を振り抜き、左サイドネットに蹴り込んだ。

 横浜FCは前半に早くも動きを見せる。43分にカズを下げてFW黒津勝を投入。カズは交代前にピッチに座り込む様子を見せており、ベンチに引きあげてからも足を気にするそぶりをみせていた。それ以外に全く見どころのなかった横浜FC。ハーフタイムで引きあげるイレブンには、サポーターからブーイングが浴びせられた。

 ミロシュ・ルス監督に「もっとアグレッシブに戦うこと」「シンプルにボールを動かして行こう!」と送り出されたイレブンは、後半に入るとようやく息を吹き返す。しかし後半5分のCKにFW大久保哲哉がニアに飛び込むが、シュートは枠を大きく外れる。同13分のDFパク・テホンのロングシュートも右に外れ、枠を捕えることはなかった。

 徳島は後半30分、左サイドで粘って奪ったMF佐々木陽次が低いクロスを入れると、FW長谷川悠が勢いのあるボールを頭でコースを変えるビッグチャンスを作る。だがこれはGK南雄太の好セーブに遭い、追加点を挙げることは出来なかった。

 すると後半34分、横浜FCが同点に追いつくことになる。大きな展開から左サイドのDF中島崇典にボールが渡ると、中央に走り込んだMF小野瀬康介が右足で流し込む。後半29分に最後のカードとして切られていた22歳が、値千金の同点弾を蹴り込み、試合が振り出しに戻った。

 終盤、勢いづいた横浜FCが猛攻を見せた。しかし、後半40分の中島のクロスに飛び込んだ黒津のヘディングシュートはわずかに枠右。アディショナルタイムに入った直後には小野瀬がミドルシュートを狙ったが、わずかに枠上に外れていった。前後半で主導権が入れ替わったゲームは、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わっていた。横浜FCのイレブンがゴール裏にあいさつに行った時にはサポーターの声援は拍手交じりに変わっていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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