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GKの背後に忍び寄り…宇佐美、5戦連発で今季7戦8発!!

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[4.26 J1第1ステージ第7節 G大阪2-1新潟 万博]

 ガンバ大阪はホームでアルビレックス新潟に2-1で競り勝った。FW宇佐美貴史は5戦連発となる先制点を決め、今季7戦目で早くも8ゴール目。チームも5連勝を飾り、ACLを含めると公式戦7連勝となった。

 最初に決定機をつくったのはアウェーの新潟だった。前半6分、FWラファエル・シルバが右サイドに展開。オーバーラップしてきたDF川口尚紀のクロスにMF山本康裕がフリーで合わせたが、右足のシュートはクロスバーを越えた。G大阪は前半31分、左サイドで仕掛けた宇佐美のヒールパスからDF藤春廣輝が左足でシュート。しかし、これはGKに阻まれ、前半はスコアレスで折り返した。

 G大阪は後半開始からFWリンス、DFオ・ジェソクに代えてFWパトリック、DF米倉恒貴を投入すると、試合は意外な形で動いた。後半3分、MF遠藤保仁の直接FKをキャッチしたGK守田達弥の背後に宇佐美が忍び寄ると、守田がボールを離した瞬間に前に出てかっさらい、振り向きざまに右足で無人のゴールに蹴り込んだ。

 前々節12日の清水戦でGK東口順昭がFW大前元紀にやられたのとまったく同じ形で先制点を奪った宇佐美。これで5戦連発の今季8ゴール目となり、得点ランキングでも2位のFW大久保嘉人(川崎F)に2点差を付けて首位を快走している。

 1点ビハインドとなった新潟も後半22分、MFレオ・シルバが右サイドからドリブルで中に切れ込むと、FW鈴木武蔵とのワンツーでPA内に進入。右足でゴールネットを揺らし、1-1の同点に追いついた。

 その後も互いに激しく攻め合い、両チームが決定機をつくる。G大阪は後半26分にMF倉田秋の左足ミドルがクロスバーを直撃。直後の27分にもMF阿部浩之のミドルシュートが右ポストに弾かれた。新潟も後半29分、ラファエル・シルバからパスを受けたFW山崎亮平がPA内からシュートを放つが、クロスバーを直撃。絶好のチャンスを生かせなかった。

 するとG大阪は後半39分、倉田が浮き球のパスをゴール前に入れ、PA内のパトリックが胸トラップから左足でシュート。豪快にゴールネットに突き刺し、2-1と勝ち越しに成功した。そのまま新潟の反撃を跳ね返し、勝ち点3をもぎ取ったG大阪。5連勝で勝ち点を16に伸ばし、首位・浦和と勝ち点1差の2位をキープした。


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