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セスクを再獲得しなかったことに悔いはないベンゲル「同じポジションにエジルがいる」

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、26日に行われるチェルシーとの対戦を前に、昨年夏にチェルシーMFセスク・ファブレガスを獲得しなかったのは論理的な選択だったと主張した。

 2011年にアーセナルからバルセロナへ移籍したセスクは、26日の試合で退団以来初めてエミレーツに戻ってくる。アーセナルは同選手がバルサを退団する際に優先的に交渉できるオプションがあったが、ベンゲル監督はこれを行使せず、セスクは同じロンドンのライバルチームであるチェルシーに加入することになった。

 セスクはプレミアリーグ優勝を目前としているチェルシーで中心選手として活躍してきたが、ベンゲル監督は再獲得しなかったことに後悔はないと語った。イギリス複数メディアが指揮官のコメントを伝えている。

「(獲得すれば)過剰になっていただろう。(アレクシス・)サンチェスと(メスト・)エジルがいるだけでなく、このポジションにはジャック・ウィルシャーもいる。アレックス・オックスレイド・チェンバレンも、アーロン・ラムジーも、みな攻撃的な選手たちだ」

「3500万ポンドや4000万ポンドが必要であることに加えて、すでに選手たちのいるポジションだったとすれば、論理的にどうなのかと疑問を持つべきではないだろうか?」

 チェルシーはセスクの獲得に2600万ポンドあまりを支払ったとされる。アーセナルはこれをやや上回ると見られる額でアレクシスを獲得した。

「大物選手がクラブを去ったときには、同じ力を持った別の選手を獲得するべきだと誰もが言うものだ。だが別の選手を獲得した後、元の選手が戻ってきたいと思っても、同じポジションにそれほどの大金を使うのは当然のことではない」

「セスクは日曜日にどこでプレーするだろうか? ストライカーの後ろだ。エジルはどこでプレーするだろうか? ストライカーの後ろだ」


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