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“足長お兄さん”横浜FC小池が児童支援活動立ち上げ「活動が広がればいいな」

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[4.26 J2第9節 横浜FC1-1徳島 ニッパツ]

 横浜FCは26日、ホームで徳島ヴォルティスと対戦し、1-1で引き分けた。横浜FCは前半、ハーフタイムにスタンドからブーイングが飛ぶほどの内容だったが、後半は盛り返してドローに持ち込んだ。「後半はある程度、形も作れた」と振り返ったMF小池純輝も「逆転する力をこれからつけていかないといけない」と課題を挙げた。

 “足長お兄さん”の誕生だ。先日、小池はブログ(http://ameblo.jp/junki-koike/entry-12016688747.html)で、『F-connect Activity(フットボールコネクトアクティビティー)』という児童養護施設の子供たちを支援するチャリティー活動を立ち上げたことを発表した。

 今季は湘南からV・ファーレン長崎に期限付き移籍しているMF梶川諒太と共同で立ち上げた活動で、第一弾としてチャリティーTシャツのネット販売を企画。製作費以外の売り上げすべてを子供たちのスタジアム招待費用や、サッカー用具購入費用に充てる。

 きっかけは昨年、鎌倉の児童養護施設を訪問したことからだった。「そこの子供たちが人懐っこくて。何かできないかと。自分達で呼ぶことも可能ですが、みなさんの協力も得て出来ればなと思ったんです」。『足長ドリームシート』というクラブの企画で子供たちを招待した際に見せた子供たちの声援が小池の背中を押した。

 初回は鎌倉の児童養護施設の子供たちを招待するつもりだが、今後は横浜市、神奈川県と範囲を広げていく予定。さらに夢は広がる。「長崎にもあると思うので売り上げを半分ずつにして、長崎は長崎で、横浜は横浜でやれればと思っています」と具体的な方針を語ると、「僕は在籍5チーム目(浦和、草津、水戸、東京V、横浜FC)。これまで在籍したチームに仲間はたくさんいる。今後活動が広がればいいなと思います」と目を輝かせた。

 現在、F-connect Activityの特設ページではチャリティーのTシャツ先行予約を受付中。購入はこちら(https://s360.jp/form/10078-1071/)から可能となっている。

(取材・文 児玉幸洋)
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