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ディ・ナターレ残留を願うオーナー「本人が退団を望むなら止められないが…」

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 ウディネーゼのオーナーのジャンパオロ・ポッツォ氏は、FWアントニオ・ディ・ナターレの残留を願いながらも、本人が退団を望むのであれば止めることはできないとの姿勢を取っている。

 2004年からプレーするウディネーゼでキャプテンも務め、2度のセリエA得点王に輝くなど毎シーズンのように得点を量産してきたディ・ナターレ。37歳となった同選手の代理人は先日、「ウーディネでの一つのサイクルが終わった」として、今季終了後の退団が濃厚だと明かした。

 25日の試合でウディネーゼがミランに勝利を収めた後、ポッツォ氏は次のようにコメントしている。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「ディ・ナターレ? 理論的には、もう1年ここにいることになっている。私は彼がここに残ってほしいと思っているし、引退してからも残ってほしい。我々は彼に強く感謝しているからだ」

「代理人が言うことは忘れて、何もコメントしないようにしよう。彼自身が出て行きたいと頼むなら、引き留めることはできないだろう。彼の望みを叶えたいと思うし、意志に反する形で引き留めたいとは思わない。だが、私は残ってほしいと思っているよ」

 2013年に延長された現在の契約は今夏までだが、もう1年の延長オプションが付与されている。代理人はディ・ナターレに複数のクラブが関心を持っていると明かしつつ、MLSや古巣エンポリへの移籍なども含めてあらゆる可能性を否定していない。


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