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バーゼルは開始31秒弾などで8戦ぶり黒星…柿谷は3戦ぶり途中出場

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[4.26 スイス・スーパーリーグ第29節 バーゼル1-2ルツェルン]

 スイス・スーパーリーグは26日、第29節の3試合を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルはホームでルツェルンと対戦し、1-2で敗れた。柿谷は2試合ぶりにベンチ入り。後半34分に3試合ぶりの途中出場を果たしたが、得点に絡むことはできなかった。

 試合は開始31秒で動く。ルツェルンは左サイドのDFジェローム・ティーソンのクロスをFWダリオ・レスカノがヘッドで決めて、先制点。さらに高い位置からプレスをかけて5連中の王者を苦しめると、同32分にもFWマルコ・シュヌーリーが右足で決めて、2-0とリードを奪った。

 対するバーゼルは、ルツェルンの素早いチェックに苦しみながらも前半37分に、右クロスをFWシュケルツェン・ガシが頭で中央に折り返し、MFマティアス・デルガドが右足で押し込んで、1点差に詰め寄る。前半終了間際の45分にはルツェルンに決定的な場面を作られたが、GKトマーシュ・バツリークの好セーブがあり、1-2で前半を折り返した。

 同点に追いつきたいバーゼルは後半5分にFWルコ・シュトレラーとMFモハメド・エルネニーを同時投入。攻勢を強めたが、ルツェルンの集中した守備をなかなか突破できない。さらに同27分にはパスミスからピンチを招くなど、チャンスらしいチャンスを作れないでいた。

 後半42分、MFルーカ・ズッフィの右CKをシュトレラーが頭で合わせたが、相手GKの好セーブに阻まれる。同45分にはロングパスからFWドナルド・エンボロが競ってこぼれたボールを柿谷が左足ボレーを放つも枠を外れた。バーゼルは同点ゴールを挙げることができず、試合は1-2で終了。2月22日の第21節ヤングボーイズ戦以来、8試合ぶりの黒星を喫した。

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