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2位ボルフスブルク敗戦で…バイエルンの3連覇が決定

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 ブンデスリーガは26日、第30節3日目を行い、2位ボルフスブルクは敵地で4位ボルシアMGと対戦し、0-1で敗れた。この結果、バイエルンの3年連続25回目の優勝が決まった。

 前日25日に勝利をおさめた首位バイエルンとの勝ち点差が暫定で「15」に開いた2位ボルフスブルク。この試合で引き分け以下に終われば、その時点でバイエルンの3連覇が決まるという状況でキックオフを迎えた。

 ボルフスブルクは前半7分、右サイドからMFケビン・デ・ブライネがクロスボールを入れるが、FWニクラス・ベントナーにはわずかに合わない。前半38分にデ・ブルイネ、同45分にはDFリカルド・ロドリゲスがミドルシュートを打ったが、いずれも枠を捉え切れなかった。

 スコアレスで後半に折り返すと、徐々にホームのボルシアMGが攻勢に出る。後半5分、FWマックス・クルーゼの左クロスにMFパトリック・ヘルマンが右足ボレーで合わせるが、惜しくもGKの正面。同17分にはクルーゼが左足ミドルを狙ったが、わずかにゴール右へ外れた。

 その後も立て続けにチャンスを迎えるボルシアMGだが、後半32分、DFユリアン・コルブの右クロスに合わせたクルーゼのシュートも枠を捉えられない。押し込みながら最後の精度を欠き、0-0の展開が続いたが、後半45分、DFオスカル・ベントの左クロスをMFファビアン・ジョンソンが落とし、クルーゼが左足でシュート。ついにゴールをこじ開け、1-0で競り勝った。

 劇的勝利で勝ち点を57に伸ばしたボルシアMGはレバークーゼンを抜いて、来季の欧州CLにストレートインで出場できる3位に浮上。一方、ボルフスブルクは6試合ぶりの敗戦で勝ち点を61から伸ばせなかった。首位バイエルンとの勝ち点差は「15」となり、4試合を残してバイエルンの3連覇が決まった。


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