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ルイス・エンリケからの教えを明かすラフィーニャ「プロに必要なフィジカルを教わった」

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 昨シーズン、セルタへ期限付き移籍していたバルセロナのMFラフィーニャは、ルイス・エンリケ監督の率いるバルセロナで、今シーズン公式戦で33試合に出場している。バルセロナB時代もルイス・エンリケ監督の下でプレーしていたラフィーニャは、「バルサTV」のインタビューで、自身が何を教わったかを明かした。

「彼(ルイス・エンリケ)からは、プロに必要なフィジカルについて教わった。バルサBでロンド(ボール回しの練習)のメニューの一つをやっていたとき、彼は僕を輪の中から外に出して『大丈夫か? 何か問題でもあるのか?』と声を掛けてくれたんだ。僕は『何も問題ないですよ』と答えたら、『それなら、もっと走れ!』って言われたんだ」

 1994年のアメリカW杯にも出場したブラジル代表MFマジーニョを父に持つラフィーニャ。その兄は現在、バイエルン(ドイツ)で活躍するMFチアゴ・アルカンタラだ。同じ環境で育った仲の良い兄弟だが、プレースタイルは異なるとラフィーニャは言う。

「チアゴは、まったく別の選手だよ。彼がボールを持って見せるプレーには、何度も腰を抜かされた。普通とは違う才能を持っていると思っていたよ。世界最高の選手の一人だと思う。チアゴのことは、本当に誇りに思うよ。僕のアイドルは、父と兄だった。一緒にいろいろなことを経験したし、サッカー選手としても、人としても、彼らからは多くを学んだんだ」

 27日の記者会見でルイス・エンリケ監督はラフィーニャについて「彼は素晴らしいシーズンを送っている。一時期よりも、多くの出場機会をつかんだ。これからも多くの試合が彼の前にはあり、どんどん成長していくだろう」とコメントしている。欧州CLの準決勝でバルセロナは、チアゴを擁するバイエルンと対戦する。兄弟対決は、注目を集めるポイントの一つだろう。

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