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2人少ないウディネーゼに苦戦…インテル何とかしのぎ切り連勝、長友は復帰ならず

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[4.28 セリエA第33節 ウディネーゼ1-2インテル]

 セリエAは28日、第33節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、敵地でウディネーゼと対戦し、2-1で勝利した。インテルは2月以来、2か月ぶりの連勝。5戦敗けなしとして、また一歩、来季EL出場へ可能性を残した。

 インテルは数的優位で試合を進めた。まずはウディネーゼは前半40分、25分に1枚目のカードを貰っていたDFマウリツィオ・ドミッツィが、この日2枚目のカードを受けて退場。すると後半に入った直後のプレーでMFマテオ・コバチッチが得たPKを、MFマウロ・イカルディがきっちり沈めて、先制に成功した。

 しかし、数的不利のウディネーゼも意地を見せる。後半5分、自陣でボールを奪ったMFアランがドリブルで運んでゴール前にスルーパス。走り込んだエースFWアントニオ・ディ・ナターレが力強く蹴り込み、試合を振り出しに戻す。だが、同13分、MFエマニュエル・アギェマン・バドゥがレッドカードで退場。古巣対戦に燃えるアンドレア・ストラマッチョーニ監督だが、頭を悩ませる試合になってしまった。

 相手が9人なったインテルは俄然優位となる。すると、後半20分、CKが投入されたばかりのFWルーカス・ポドルスキに渡ると、1度目のシュートはDFの網に引っ掛かったが、2度目のシュートをエリア外から豪快に蹴り込む。1月の移籍でインテルに加入したドイツ代表FWが、ようやく移籍後初ゴールを決めて勝ち越しに成功した。

 後半アディショナルタイムにウディネーゼに決定機を作られたインテルだが、何とかリードを守り抜き、2-1で勝利した。なお、ベンチ入りした長友だがこの日も出番はなく、復帰はお預けとなっている。


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