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クラブ記録に並ぶ6戦連発、宇佐美「あと一つ取らないと」

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[4.29 J1第1ステージ第8節 G大阪1-0松本 万博]

 ガンバ大阪はホームで松本山雅FCと対戦し、FW宇佐美貴史のクラブタイ記録となる6戦連発弾で1-0で競り勝ち、6連勝を飾った。宇佐美はこれで今季8戦9発。宇佐美が得点した試合はJ2時代の13年10月20日の富山戦以降、30戦無敗となり、“不敗神話”も継続した。

 あっさりとクラブ記録に並んだ。前半16分、高い位置で相手のパスミスをカットした宇佐美が中央をドリブルで持ち上がり、右サイドのFWパトリックへ。パトリックがマイナスに折り返したボールを宇佐美が右足ダイレクトでゴール右隅に蹴り込んだ。

「いいところに落としてもらえたので自分は蹴り込むだけだった。パトに本当に感謝したい」。これで6戦連発となり、エムボマら過去に6人が達成しているクラブ記録に並んだ。クラブ新記録まであと1点と迫り、97年から98年にかけてフリオ・サリナス(横浜M)が記録した8試合連続ゴールのJリーグ記録も射程圏内に捉えた。

 後半は松本の反撃に遭ったG大阪だが、後半20分、FWオビナの左クロスに合わせたMF岩上祐三のヘディングシュートは至近距離でGK東口順昭が好セーブ。後半アディショナルタイム、パトリックのシュートがクロスバーを直撃するなど追加点こそ奪えなかったが、守備陣が粘り強く1点を守り抜き、1-0の完封勝利を飾った。

 宇佐美は試合後のインタビューで「すごく難しい内容で、厳しい試合だったけど、最終的に勝ち点3を取れたので、守備陣に感謝しています」とコメント。6戦連発のクラブ記録に並んだことには「あと一つ取らないと、さらに上には行けないので。歴史の中に肩を並べたのはよかったけど、一つ抜けたところに行けるように次がんばりたい」と、次節5月2日の浦和戦(埼玉)でのクラブ記録更新を誓っていた。


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