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[全日本大学選抜]小林成豪(関西学院大)「日本一になりたい」

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 4月20日から22日にかけて、東京都内で合宿を行った全日本大学選抜。7月にはユニバーシアード競技大会が控えており、5月上旬には正式メンバーが発表される予定。今回は最後の“選考会”の意味も持ちました。ゲキサカでは合宿へ参加した全26選手のインタビューを掲載します。

 第16回目は関西学院大のMF小林成豪(4年=神戸U-18)。テクニックは全日本大学選抜のメンバーも一目を置く存在。2月に行われたデンソーカップチャレンジサッカー広島大会では決勝戦で同点弾を記録するなど、勝負強さも併せ持つ、関西大学サッカー界が誇る万能タイプのプレーメーカーだ。

―自分のプレーの特長は?
「サイドやったらドリブルからシュートに持ち込むところ。真ん中やったら、切り込んでアシストしたりと、チャンスを多く作れることだと思ってます」

―勝負強さもあるように感じます。
「基本的にそういうタイプではないのですが、たまにそういうところもあるので、どんどん出していければいいなと思います」

―関学大にはどういう経緯で進学した?
「神戸U-18の時は上がれると聞いていたのですが、結局、上がれませんでした。関学大は家が近いのと、強いと聞いていたので、選びました」

―将来はまた神戸でプレーしたい。
「戻れれば一番いいなと思ってます。練習参加もさせてもらっています。今のところ声をかけていただいているのも神戸だけなので、話が進めばいいなと思ってます」

―小さいころからヴィッセル神戸のファンだった?
「スポーツはあまり見るほうじゃないんですよね。あと最初、僕、野球やってたんです。小学校3年生まで。でも野球チームがなくて、サッカーをすることにしました。生まれた時から野球やってて、自分で言うのも何ですが、たぶん才能ありましたよ(笑)。おとんにずっと教えてもらってました。サッカーしながら野球もやってて、結構有名やったんですよ」

―じゃあ憧れの選手は?
「小さいころはイチロー選手でしたね。全部グッズも集めてました。家がグリーンスタジアム(ほっともっとフィールド神戸)の近所だったので、よく行っていました。94年生まれなのですが、イチロー選手がオリックスでやっていた時の記憶もありますよ」

―でも、今はもちろんサッカー一本。今年はタイトルも獲りたい。
「日本一になりたいですね。去年はインカレ準優勝だったので、去年の成績を超えたい。リーグ戦も去年3位でしたが、自分は最後に出ることが出来ず、迷惑をかけてしまいました。そういったこともあったので、去年を超したいですね」

―選抜チームもある。
「ユニバーシアードがすべてなので、そこに向けてしっかり結果を残していきたいです」

(取材・文 児玉幸洋)

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