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「いい所に転がってくれた」途中出場山本V弾、新潟が6戦ぶり今季2勝目

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[5.2 J1第1ステージ第9節 松本1-2新潟 松本]

 アルビレックス新潟が敵地で松本山雅FCに2-1で競り勝った。連敗を2でストップさせた新潟は、第3節の柏戦以来、6戦ぶり勝利を挙げた。

 試合は早い時間帯に動きを見せた。前半7分、FW指宿洋史がエリア内でDF後藤圭太と接触。審判交流プログラムでオーストラリアサッカー連盟から派遣されているジャレッド・ジレット主審はPKを宣告。これをMFレオ・シルバが落ち着いて沈め、新潟が先制に成功した。

 ただ松本も早い時間帯に同点弾を奪う。前半23分、左サイドから切り込んだMF前田直輝が左足を一閃。弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さり、試合が振り出しに戻った。

 その後は均衡状態が続いたが、決着をつけたのは新潟MF山本康裕の左足だった。後半38分、レオ・シルバからの横パスを受けると、ワンフェイントを入れて左足を一閃。ブロックに入ったDFの股の間を抜けたグラウンダーのシュートは、ゴール右隅に収まった。「バイタルがすごく空いていた。力はなかったがいい所に転がってくれた」。後半24分から途中出場したMFが、新潟に6戦ぶり勝利を呼び込んだ。

 松本も終盤、猛攻を見せた。しかし、ロングスローでゴール前に入ったボールにMFドリバがフリーで飛び込んだが、ミートせず。アディショナルタイムに入ってすぐのプレーでFWオビナが決定的なヘディングシュートを放ったが、ポストに嫌われた。松本は今季2度目のリーグ戦連敗となった。


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