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独紙評価:香川に低評価 「自信を失っている」

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 2日に行われたブンデスリーガ第31節で、ドルトムントはホッフェンハイムとアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。ドイツメディアは74分までプレーしたMF香川真司のプレーを低く評価している。

 来季のヨーロッパリーグ出場権を巡る7位ホッフェンハイムと8位ドルトムントの対戦。ホッフェンハイムは33分、FWケビン・フォラントのゴールで先制すると、その直後にDFマッツ・フンメルスが同点弾を決め、その後はスコアが動かなかった。

『ビルト』で「4」がついた香川のプレーだが、地元メディア『ルールナハリヒテン』『WAZ』は、さらに低い採点だった。『ルールナハリヒテン』は香川に「4.5」をつけ、次のように寸評している。

「日本人選手はゲームのペースを決めようと頑張ったが、彼のパスの多くは精度を欠いた。プレーメーカーは運良く43分のパスミスの代償を払うことを免れた。後半立ち上がりには勝ち越しの絶好なチャンスを逃し、その直後には相手ディフェンスラインの縫い目を通した素晴らしいパスでオーバメヤンを生かしている。74分で仕事が終わった」

『WAZ』でも「4.5」だった。香川の低調の理由を、自信の欠如と分析している。

「日本人選手が自信を失っている様子は多くの場面で示されている。リスクを冒すパスを恐れ、後ろに向くことが多かったのだ。それでも縦パスを試みると、ボールは相手に奪われている」

「47分の場面は兆候だった。相手ゴール前5メートルのエリアでフリーな形となり、パスを受けたがシュートを大きく外している。前半にも似たような場面があったが、その時はオフサイド判定となった」

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)


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