beacon

37歳ディ・ナターレがバッジョ超え、通算206得点目を奪取 監督は「やめさせない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレが3日、セリエA第34節ベローナ戦で決勝点を記録した。ディ・ナターレはセリエAで通算206ゴールと、ロベルト・バッジョ氏の記録を上回っている。

 59分から途中出場したディ・ナターレは、わずか3分後、右サイドからのグラウンダーのクロスをヒールキックで合わせて先制点を奪取。これが決勝点となり、ウディネーゼは2人の退場者を出したベローナを下して1-0と勝利した。

 イタリアのレジェンドであるバッジョ氏の記録を上回り、37歳のディ・ナターレは試合後、次のように喜びをあらわにした。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えている。

「自分のこともうれしいけど、チームの勝利もうれしいね。強いベローナを相手に素晴らしい試合をしたんだ。(ジョゼ・)アルタフィーニの216得点という記録も上回れるか? 難しいだろう。でも、バッジョに追いつき、追い抜くことができただけで、僕にとっては大変な名誉だ。(アンドレア・))ストラマッチョーニ監督と抱き合ったのは、僕ら2人にとって素晴らしい喜びだったからだよ」

 ディ・ナターレの代理人は先日、今季限りでの退団をほのめかした。だが、本人は今後について次のように述べている。

「ウディネーゼの新スタジアムでキャリアを終える可能性? 将来については話したくない」

 一方、39歳のストラマッチョーニ監督はディ・ナターレを絶賛し、引退してはいけないと述べた。

「私はやめさせないよ。彼のことはとてもうれしい。我々は素晴らしい関係にあるんだ。70メートルも走って抱きつきに来てくれて、うれしかった。彼には毎日ここに残れと言っているんだ。彼のことをマネジメントでき、彼のキャリアのことを思える指揮官がいれば、彼はまだまだやれると思う」


▼関連リンク
セリエA2014-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP