インテルのハビエル・サネッティ副会長が主催したチャリティーマッチが4日、サン・シーロで開催された。現役時代の背番号4が永久欠番となったサネッティ副会長は、ビッグスターが集結したチャリティーマッチの試合後、感動をあらわにしている。

　ミラノで始まった万博を記念して行われたチャリティーマッチには、出場するしないにかかわらず、数多くの新旧ビッグスターたちが集結した。

　元インテルでは、イバン・コルドバ、フィーゴ、クリスティアン・ヴィエリ、フランチェスコ・トルド、デヤン・スタンコビッチ、クリスティアン・キヴ、エステバン・カンビアッソ、ワルテル・サムエル。元ミランでは、パオロ・マルディーニ、アレッサンドロ・ネスタ、デメトリオ・アルベルティーニ、ズボニミール・ボバン、クラレンス・セードルフ、マッシモ・アンブロジーニ。ほかにも、列挙すればきりがないほどにビッグネームが駆けつけている。

　元日本代表の中田英寿氏も出場しており、チャリティーマッチの公式『ツイッター』で「SNSは好きじゃないけど、みんなのためにセルフィー(自分撮り)をするよ」とコメントした。

　試合は「エキスポ2015ミラノ」チームが、「プーピ財団」チームに6-4で勝利。前者はサミュエル・エトーとエルナン・クレスポが2得点ずつ、レオナルド、アンドリー・シェフチェンコがゴールをマーク。後者はマウロ・イカルディ、サネッティ、イバン・サモラーノ、ロドリゴ・パラシオが得点した。

　インテルのウルトラスはゴール裏のスタンドに「歴史は忘れない。ありがとう、カピターノ(キャプテン)」という横断幕を掲げ、約20年にわたってインテルをけん引したサネッティ氏に改めて感謝の意を表している。

　サネッティ氏は試合後、「このユニフォームに自分が何を感じるか、みんなも知ってのとおりだ。インテルのサポーターにはずっとお礼を言い続ける。素晴らしい感動だった。この試合をお祭りにするために貢献してくれた人たちに感謝している。みんなのことは、ずっと僕の心にある」と語った。

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