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清原がPK失敗…金沢、スコアレスも9戦負けなし首位堅持 敵将はPK判定に不満

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[5.6 J2第12節 徳島0-0金沢 鳴門大塚]

 前節首位に立ったツエーゲン金沢は、敵地で徳島ヴォルティスと対戦し、0-0で引き分けた。負けなしは9戦に伸ばしたものの、開幕戦以来の無得点で、初のスコアレスドローとなった。なお、勝ち点を26に伸ばした金沢は磐田に勝ち点1差に詰め寄られたが、首位の座はキープした。

 スコアレスドローに終わったが、金沢には勝機があった。後半33分、セットプレーの競り合いでMF清原翔平がDFアレックスにファウルを受けてPKを獲得。しかし今季これまで5度のPKを成功させている清原のPKを、GK長谷川徹が完璧に読み切り、完全ストップ。成功率100%を誇った金沢の必勝パターンを徳島の守護神が阻んだ。

 ただ徳島も勝ち切れない試合が続いている。この引き分けで4戦連続ドロー。後半37分にはFW長谷川悠のヘディングシュートがポストを叩くなど、運にも見放された。

 小林伸二監督は試合後に審判団に詰め寄るなど、PKの場面については納得がいかない様子だった。インタビューを受けた際も「清原選手はもう6回PKを獲っている。手が出るとすぐ倒れる」と指摘。「ボールは全く違うところにある訳ですから。あれで勝負が決まってしまったら彼がどう思うか」と、最後まで煮え切らない様子だった。

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